サックスお役立

Jazz saxophone 吹きの散歩道

ジャズサックス問題点の私的対処方

〇楽器(サックス)に関してのチェック項目

1. 楽器そのものが調整不足な場合、例えば、タンポが膨らんだり縮まったりして各トーン・ホールが完全に閉まっていない状態、タンポが破れている場合などは、 音は出ないか、出にくくなります。この場合、修理・調整する必要があります。吹き込んだ息が、漏れていないかどうかを調べればいいのですが、方法が簡単 ではありません。手間をかけてもいいのなら、豆電球を長めの銅線で乾電池に接続し、それを楽器本体に入れますと、漏れている個所は、豆電球の光の漏れ具合でわかります。 私の若い頃、先輩ミュージシャンは、「タバコの煙」を吹き込んで漏れている箇所を探り当てる事ができると教えてくれましたが、多分、無理だと思います。 トーン・ホールを塞ぐタンポは、乾燥と濡れを繰り返してゆくうちに硬くなってきてトーン・ホールをピッタリと塞ぐことが出来なくなってきます。楽器を使用している限り は定期的な調整が必要になりますが、ほったらかしにしていて「一年間、使用せずケースの中にあった」などの場合も調整が必要になることもあります。日本においては、 梅雨時は湿度が上がりますし冬になると乾燥します。

2. 楽器の機能的な問題がない場合は、


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