Sax(サックス) お役立

Jazz saxophone 吹きの散歩道

●まずは、好きに演奏してみよう。

音楽の「カッコイイ」「カッコワルイ」は、楽器や歌の物理的・技術的な上手さとは直接関係ありません。 ただし、この二つは「赤い糸」で繋がっているとは思います。というか、確実にしっかりと繋がっています。 楽器や歌などをコントロールする技術力が、何かを表現するための力量にダイレクトに正比例している わけではありません。 (反比例したら、悲しいです。)楽器が上手にコントロールできなくてもググーッとくる演奏を聞かせ てくれる方もいるし、楽器をすごく上手くコントロールできるのに心にググーッ迫って来ない演奏も あるとは思います。 実際の演奏に当たって、とりあえず言える事は「まずは、今現在備えている道具でで きるだけやってみる。」これにつきます。というより これしかありません。得てして自分自身の憧れのプレイヤーのようにカッコ良く、例えば、マイケル・ブレッカーさんのように、 ソニー・ロリンズさんのように、アート・ヘッパーさんのように、フィル・ウッズさんのように演奏しようと思って しまったりしてしまいます。むむむ・・無理です。 失礼ですが、私も含めて このページをご覧になられている方は、アドリブを何とかやりたいと思われているわけですから、多分、お出来になら ないのだと思います。 私たちのそれぞれが理想とする演奏を明確ではなくボンヤリとでも、体の中に持っているものと思います。しかしながら、 いざ本番、今、このステージのこの瞬間は戸棚のなかにしまっておきましょう。でも、 ご自身の練習の折には戸棚から出してきて鼻先につるしておくのが良いと思います。「練習をし続ける」とはこう いったもののような気がします。本番が、練習の延長線上にないのなら、「どうせ死を迎えるのだからこの世に生 を授からなければよかった」と同じようなことになってしまうのではないかと思います。実は、「練習」にこそ 大切なものがあるような気がしてならない今日このごろなので、このような事を書いてしまいました。すみません、 脱線しています。

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