倍音練習の薦め。(オーバートーン)
サックスの倍音列(-Over Tone series-)の練習も、金管楽器プレイヤーと同様に、非常に役に立つ練習方法の一つです。 音を朗々と奏でるために是非、練習してみてください。最初は最低音の-Bb-,-B-,-C-の三つ、第四倍音まででいいと思います。 練習する上でのポイントは、それぞれの倍音を十分に響かすことです。ただ単に鳴らすことができるだけでは、-50%-の効能 しかありません。口をギュット締めないで-喉-と-お腹-、そして舌の位置をコントロールしながら楽器と身体が十分に響く ポイントを見つけます。そのポイントが実際の演奏上の最適なポイントになると思います。倍音のそれぞれの音によって最適なポイント が違うのが理解できるはずです。そして上体がリラックスしている事。これ大事です。
現在(2024年1月の私の場合、ダブルリップにするとよりコントロールし易くなっています。ダブルリップというのはサックスを演奏するときの アンブシャーの作り方の一つの呼称で上顎の歯をマウスピースに直接接触しないようにして演奏する方法です。このことから分かることの 一つは、強い顎のプレッシャーは必要ないという事のような気がします。つまり力技ではないのでしょうね。