サックスお役立

Jazz saxophone 吹きの散歩道

上手くなるためには

上手くなるためには何が必要なのか、そのへんのところを若いころに知っていればと思います。でも、20年後もきっと「もう少し若い頃に知っていれば」なんてことになるのだろうとは思います。これって「経験は大事」 などと言う言葉で片づけてしまっていいものなのでしょうか。まぁ、私の場合の20年後は、果たして生存しているかどうかちょっと不安ではありますが。さて、ザックリ考えてみますと、次のようになります。

〇コンスタントな練習

コンスタント、つまり不規則でないどちらかというと定期的な練習の継続が大事だと思います。何を出来たかよりも何を続けているのかの方が大事だと思っています。 スタートレックに例えるとどのあたりの銀河系に向かって進んでいるのか、それぐらいの大まかな方向性を持っておく必要があるとは思います。ただ「宇宙に飛び出す」だ けでは、この無限に広がっている果てしない空間で上も下も右も左も分からなくなってしまうと思うからです。継続することで辿ってきた航跡を視認できます。 その航跡をたどれば帰還できるかもしれませんし、詳細に分析できるなら現在位置も把握できるかもしれません。もう少し言ってしまうと上手くなるための私の勝手なキーワード、 「方向性を持った継続」を実戦するため道具の一つとして、「練習にはある程度の方向性を持った-軸-」を持っておく事が必要だと思えるのですが。 継続できるテーマを持っていれば、必ず積みあがってきます。

〇何を習うのか

一生継続してゆけるテーマを見つけることが出来ている方は、ラッキーです。なぜなら、あなたはそのうちに必ず上手くなれると思うからです。毎回の練習が-0-からのスタートになって しまっているとなかなか難しいです。すみません、ここで皆さんがさらに混乱することを言うことににりますがお許しください。「毎回-0-から始める」の方が効果的であると思える練習もあります。 このあたりの区別についてはまた、別の機会に書かせていただきます。

〇コーチ的教室

私たち人間はひとり一人個性があって色々な意味で違いがあります。したがって、どちらかというと「先生」というよりは「コーチ」という存在に近い方が良いように思います。 こちらの生徒さんは、こうだから、このように指導したほうが良い、あちらの生徒さんは、ああだから、あのように指導したほうが良いなどです。みなさんも十分にご存知だと思いますが、 楽器のメーカー、マウスピースのメーカー、リードのメーカーなど多種多様ですが、同じように私たちの顎や歯、舌などの形も千差万別です。そして、ものの考え方、感じ方などはもっと 複雑怪奇に違っているのだと思います。私の勝手な持論になってしまいますが、音楽の指導はコーチ的なものだと思っています。コーチ的な教え方をされる講師の方がいる教室を コーチ的教室と言っています。

〇学級的教室

私が子供のころは一学級46人ぐらいだったと思います。通っていた中学は、それでもって23組ぐらいまでありました。先生は、教科書を教える事を優先しなければ なりません。む・・・ㇺ、多くは書きませんが、この辺りの違いを見て取っていただければご自分にとってより有効かと思えるものが見えてくるかもしれません。

工事中・・・続く。


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