サックスお役立(私のセッティング)

Jazz saxophone 吹きの散歩道

私のセッティングについて

〇使用しているマウスピースとリード

ここ10年ぐらいは、オットーリンクのハードラバーの7*、それ以前はメタルの7*を使ってきています。リードは、今現在は、 ジャズセレクトのファイルドの3sを使っていますが、それ以前は長い間バンドレンのトラディショナル の2.5、または3.0を使っていました。自分としては吹き心地はバンドレンの方が良いのですが、音はジャズ セレクトの方が好きです。使ってきたマウスピースの遍歴は、大したものではありません。というのもオットー・リンクの ハードラバー、メタルを長く使ってきていて、ごく短い期間にデュコフ、メイヤー、セルマー、ベルグ・ラーセンを使ったことが あるぐらいです。ごく短い期間というのは、一週間程度ですので使ったという言葉もはばかれるぐらいです。最近の マウスピースやリードの事は、先輩、友人や生徒さんからの情報に頼りっきりでまったくの不勉強状態です。

ずっと若い頃のお話をしますと、最初に購入したマウスピースは、オットー・リンクのメタルの5*でした。 なぜオットー・リンクで、5*を買ったのかは、良く覚えておりません。どなたかに薦められたのか、なにも 分からずに形だけで買ったのか、確固たる理由があったのか、今となっては不明です。テナー・サックス を始めたころは、セルマーのC*を吹いていました。実は大学の軽音楽部の門を叩いて最初に手にした 楽器は、日管のアルト・サックスでした。軽音楽部の楽器庫に眠っていたもので、なにも分からずにケースの隅に 収まっていたマウスピースをセットして鳴らしました。このマウスピースのメーカーなどは覚えていません。 3か月後に部の都合でテナーに転向しました。アルト・サックスのときと同じく、マウスピースはケースに 無造作に収まっていたものを使いました。こちらの方は憶えていてセルマーのC*でした。このマウスピースで一年近く 吹いていたはずです。今となってみると物心ついてからの最初のマウスピースがセルマーC*であったことが、現在の マウスピースやリードの選択や組み合わせに大きく影響しているかもしれません。セルマーC*は、現在でもレッスンの時に 使用したりしています。扱いやすいマウスピースだと思います。リガチャーは、今現在は、タコ糸やこより紐というもの を使っています。

現在、楽器はセルマーのリファレンス54の限定モデルを使っています。特にこだわりがあったわけでもなく 購入しました。長く使用していたセルマー・マーク6のトーンホールに不備がでてきたので、これからも長く使える楽器、 そして今まで使ってきているものと吹き心地が似ているもの、つまり新品のリファレンス54を購入しました。 音色は、以前のものの方がダークな感じでしたが、塗装が完全になくなっていましたので当然と言えば 当然だと思います。強いて思うことを言うと現在の楽器に共通していることのようですが重いのが今一つ です。多分この楽器が最後の法螺貝となると思います。まったくお恥ずかしい限りですが、今まで使用してきた 楽器は、ヤナギサワT6、ヤマハプロモデル、セルマー・マーク6、リファレンス54の四本のみです。


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