サックスお役立

Jazz saxophone 吹きの散歩道

●マスウピースの選択がわからない。

材質

金属で出来ているマウスピースを「メタル」、化学合成材で出来ているものを 「ハードラバー」と呼んで区別していて、材質によって大きくこの二つのタイプに 分けられています。「メタル・マウスピース」は硬めで「ハードラバー・マウスピース」は柔らかい音がしそうな 感じがしますが、実はザックリ言ってしまうとそんな感じです。しかしながら、メタル のマウスピースでも柔らかい音色で演奏される方もおられますし、「ハードラバー」 のマウスピースでもって硬質な音で演奏される方も多々おられます。材質は音色・音質 の傾向を左右する決定打ではありませんが、一要素ではあります。よく分からない説明です みません。これから先は余談になりますので無視して問題ありません。、わたし、物事に対して「言い切」ってしまう人は、 「信用していいのんかな・・」(大阪弁)などと思ってしまいます。かつて、とある会議で「Big Band のサックス・ソリは、 どのようにボイシングしたらいいのでしょうか。?」という質問がでました。で、となりの方が即座に 「4 way close でボイシングしたらいいのだよ。」とお答えになったのですが、その瞬間、わたしの心の奥深くで 「この人、知らへんねんな。」と思ってしまいました。 わたしのつたない経験上、4way close が基礎になっているけれど、その上でボイシング方法が、幾多の方法や選択肢や例外を 含めて頭の中を駆け巡るからです。とても、私などは、しばらく「・・・・・・む。」になってしまいます。あまりに簡単に 一言で断言する人は、悟りひらいている方か、そうでなければ、胡散臭い方かもしれないとまことに傲慢身勝手に思ってしま うしだいです。すみません、マウスピース、一言で片づけられません。

メーカー

例えば、メイヤー、オットーリンク、ブリルハート、セルマーなどのメーカー名やブランド名によって音色や吹きごごちが 独特です。メイヤーは、「メイヤーの音」があり「メイヤーの吹き心地」があり、その他も同じように固有の「もの」 があります。何がぴったりくるかは、あなた自身のみぞ、知っているというところでしょうか。今は、ネットであなた自身がいいな と思えるプレイヤーがどんなマウスピースを使っているのかなどを写真や映像から見つけることができます。それぞれのマウスピース の性能や特性を最大限に引き出せればいい音がするはずですが、これがむむむ難しい。マウスピースによって最大限にその性能や 特性を引き出せるポイントが違うからです。ここで言っているポイントとは、下唇の当て方、上アゴの歯の位置、プレスのかけ具合、 喉の状態、息のスピードや入れ方などです。

私の意見

マウスピースは、多種多様な外形状、内形状があり材質、重さなどもいろいろです。みなさんにお勧めする考え方は、 多種多様なマウスピースが在るにもかかわらず、「いかなるマウスピースにもフィットさせることが出来るような柔軟 なアンブシャーを獲得することを目指す」という考え方です。

一定の演奏技術が身についたら色々なマウスピースを試してみることをお勧めします。一定の技術という意味は、 どんな楽器やマウスピース、リードでもそれぞれの個性を十分に発揮させる技術の事です。技術力を持っていれば どんなマウスピースでもその個性を引き出すことが出来ます。音色や音量などの要素は、好みの問題ですから。 理想としては、上記のような技術力を先に習得することです。そのための近道は、まずは「鳴らし易いマウスピース」を 選ぶ事だと思います。つまり、十分に鳴らせてコントロールできる「的」がより大きなものを使うことをお勧めし ます。サキソフォンでもって音を鳴らすためには楽器やマウスピース以外にも色々な要素がリンクしていて、複雑に 絡み合っているようです。管楽器を鳴らすということは、ステレオのボリュームを上げることとは根本的に違って います。管楽器プレイヤーは、楽器を自分自身の身体と共振させることで「よく響く」という感覚を磨いてゆきます。 「よく響く」という感覚は、特にサキソフォン・プレイヤーにとっては、大事な感覚だと思いますので、是非、この感覚 をキャッチしてみてください。

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