Sax お役立

ジャズサックス 吹きの散歩道

顎のフレキシビリィティ。

サックスを吹いていて、顎が疲れてくるとどんどんマウスピースを強く締め上げてしまいます。そのままガマンして練習を続けることは 顎の筋肉を鍛える事にはなっても、いい音を奏でるための練習にはならないのかもしれません。楽器をいい音で 奏でたり、上手くコントロールするのが練習の目的の一つですから、演奏や練習が続いて顎が疲れてきても、ある程度 の余裕をもってマウスピースを包み込むことのできるように、そして、そのアンブシャーをしばらくは維持することができる、 というような事を目的に練習メニューを考えましょう。

そのための練習方法として「顎の柔軟体操」をお勧めします。ロングトーンの練習をする要領と同じですが それぞれの音をだいだい半音ぐらい下げ、またもとに戻します。ただし、キー・ボタンを使わずに顎を緩めたり 締めたりすることによって音程を上下動させます。なかなか言葉では説明しずらいのですが絶大な効能を発揮します。 コツは、出来るだけゆっくり。是非、お試しください。

Jazz Saxophone 吹きの散歩道

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