サックスお役立

Jazz saxophone 吹きの散歩道

ジャズサックスのためのコード・チェンジを演奏する。-1-

●分散和音の練習

まず練習したい曲を決めます。その曲のコード進行を覚えてしまうため、そしてコード・チェンジを演奏するための土台を築くために 分散和音の練習をします。練習は、連続したコード・チェンジの流れの中で行います。たとえば、次のように、

分散和音の練習-1/Jazz sax 吹きの散歩道

コードの知識があまりなくて、このように演奏するのが難しい場合は、この練習を開始する前に個々の コードの分散和音の練習をした方がいいかもしれません。

分散和音の練習-2/Jazz sax 吹きの散歩道

この例のようにコードそのものについて、まず、練習します。これは、Major-7thですが、これを中心にして

  • Minor-7th chord は、3と7が半音下がったもの
  • Minor-7th-b5 chord は、3、5と7が半音下がったもの
  • 7th chord は、7thが半音下がったもの
  • Dim-7th chord は、3、5が半音下がり、7が全音下がったもの

などを練習します。

※練習するにあたって譜面に書かないのがコツです。できれば、何もかも頭の中でやりましょう。慣れてきたら、メトロノームを 使っていろいろなテンポで演奏してみましょう。メトロノームでなくても、リズムマシンでもシークエンサーでもなんでも一定の テンポが出せるものならなんでも-Ok-です。なんでも良いのですが、ご自身でテンポを作り出して演奏するのは、-NG-です。(自分自身 ほど、あてにならないものはないように思いますので。特にテンポとなると、恥ずかしながら、私の場合=[走ります]=) 実際にバンドや他の誰かと一緒に演奏する場合は、定速テンポの上に乗っかってプレイするので、このような練習をしましょう。 それも色々なテンポで練習しましょう。

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